体幹をうまく使えるようになってきて、久々のビッグな成長期を迎えています。

ステップを踏む「クライミングは○○」論


クライマーの皆さんは良く経験されることかと思いますが、知り合った人に「岩登りやってます」という話をすると「腕の力(あるいは握力)凄そうだね!」という反応が返ってきます。これはあながち間違ってもいないので、腕まくりして「ホラホラ」と筋肉自慢をして引かれるという過ちを犯しがちです。気をつけよう。

で、これもきっとクライマーは経験することかと思うのですが、クライミングを始めてちょっと経つと上級者から「クライミングは腕よりも足!」と言われたりします。それで足置きを丁寧にしたり、スメアリングを意識してみたりすると実際に登れなかった課題が登れるようになって、「クライミングは足」教信者の仲間入りを果たします。

そうして徐々にグレードを上げて行くと、当然ながら登れない課題や取れない一手がまた出てきて、その度に周囲の意見を聞いたりしながら「クライミングは○○」だと考えて、意識したり重点的にトレーニングしてみたり…。わたしの場合は「神経」「肩」「背中」「保持力」などなど。

個人(&ともくん)的な経験から書いてきましたが、クライミングを始めて数年経つとだいたいこんな段階を踏むのではないでしょうか?


自分の課題はそのときどきで変わる


でまぁ、いろんな「クライミングは○○」論を唱えながら薄々気付いてゆくのですが、結局は総合的にさまざまな技術やフィジカルが必要なんですね。多分どんなスポーツにも通じること。「他のスポーツと比べると、特に○○が重要」みたいなのはあるかもしれません。(わたしは他のスポーツ経験が一切ないのでよくわかりません。。)

総合的に必要ないろいろな要素のうち、今の自分に特に足りないところを見極め、重点的にトレーニングをしてグレードアップを狙う。地道なんだけど、クライミング上達の正攻法かなぁと思っています。


それでもやっぱり、体幹について書く理由


察しの良い方はお気付きかと思いますが、最近乗り越えたわたしの課題が"体幹"です。うーん、「課題を乗り越えた」と言うと大げさですね。意識を変えただけで登りがガッツリ変わった!って感じです。

きっかけは、先輩クライマーにいろいろとアドバイスを受けたこと、柔らかめのシューズに変えたこと(ソリューション→Booster Sにしました)かなぁ。手首をケガして、負荷をかけないよう気をつけていたのも良かったかも。

きっと、クライミングを数カ月以上続けていたら、体幹なんて誰しもが意識していると思うんです。私も、もともと上半身の力が強くないので、人以上に体幹を使って登っていると思ってました。でも、まだまだだったんだなぁ。。

多分、同じようなクライマーは他にもたくさんいるはず。みんなまだまだ体幹と下半身を使える。すこし変えるだけで、強くなれる。体幹の使い方ってそれだけ大きくクライミングに影響を与えると思います。それが、当たり前のような「クライミングは体幹」をここで記事にした理由です。


体幹の使い方 〜わたしの場合〜


ここまで読んだら、「で、具体的には?」ってなりますよね…なりますよね。ほんとは、ここで記事を終わりにしたかったんです。だって、「わたしはこれで成長しました!」ってことは「わたしは今までこれができていませんでした!」って赤裸々に明かすことと同じですからね。。

さらにはちょっと言い訳がましくなるのですが、ひとくちに「体幹を使おう!」と言ってもその人のその時の登り方によってやり方はそれぞれかと思います。具体的な方法を見つけるには、登りながら、じぶんなりの課題と解決策を研究する必要があります。

とはいえ、もしかしたら、誰かのお役に立てるかもしれないので、わたしなりの体幹の使い方をポイントで書き残します。赤裸々に。

(1) 手を出す前にイメージするのは腰の軌道。

(2) 意識の割合は
  体幹(腹・腰・太ももの付け根らへん):6.5
  足:2
  出さない方の手:1
  出す方の手:0.5
 ぐらい。

(3) ホールドをとって安定するまで、腹には力を入れっぱなし。

これらは、人からアドバイスを受けながら、いろいろと実践してみてわたしなりに「これかな」と実感している解です。とりあえずは、「体幹を今よりもっと使ってみよう!」という意識を持って登ってみたら、次の成長への糸口が見えてくる、かもしれません。